今日はギボシ端子で電線を繋いでみようと思います
ギボシ端子とは


こんな形をした、電線と電線を繋ぐ為の端子ですね
車の電装品を自分で取り付けたりする人は必ず見た事あると思います
カーナビの裏の配線もこの端子で接続されていると思います。その端子から違う電装品の電源を取ったりする時にもギボシ端子を使うと便利です
車の電装品と言うイメージですが別に車の電装品以外に使用しても問題ないと思います
実際私は車の電装品以外にも電線の断線などの修理に使用したりしています。決められた電線の太さなら問題ないと思います
ほとんど絶縁カバーと併用して使用するので絶縁処理も楽ですしショートなどの事故の可能性も軽減できますし、被覆部も圧着するので断線しにくいです。私は普通のPスリーブやBスリーブと呼ばれている端子も使用したりしますが電線だけをかしめるので、よく動く部分はすぐスリーブ付近で断線してしまいます
ちなみになぜ車の電装品にギボシ端子が使われているかと言うと、繋いだり外したりと言う事が出来、車の電装品はそういう事が多々あるからだと思います
違うカーナビに替えたりする時や、線も分岐させてドラレコの電源を取ったり、イルミネーションの電源を取ったり
消費電力やヒューズの絡みももちろんありますが後から便利になる事がたくさんあります
圧着ペンチ


エーモン(amon) 電工ペンチ 全長約255mm 4960
価格:1990円
(2025/8/30 23:22時点)
感想(1件)
電線とギボシ端子を圧着する為の工具です
これはエーモン製の圧着ペンチです。車の電装品ならエーモンでしょう
圧着ペンチ1本で電線カット、被覆剥き、圧着を1本でしてくれます。その他にもボルトの切断、絶縁被覆付き端子の圧着、裸端子の圧着も出来ます
圧着ペンチは色々なメーカーや種類がありますが最低でもオープンバレル端子用の圧着ペンチでなければなりません
スリーブ用の圧着ペンチやただのペンチ等で圧着したりしてる事をたまに聞きますが問題外だと思います
ちゃんとハート型にかしめてくれるオープンバレル用を使用しましょう
圧着ペンチの使い方
圧着ペンチではまず電線をカットします。その後被覆を剥く部分で被覆剥きをします。0.5sqの電線ならちゃんと0.5sqの部分を使って被覆を剥きましょう。違う部分で被覆剥きをすると、引きちぎるような感じになったり、導線が1、2本きれてしまったりします
被覆を剥く長さはギボシ端子のかしめる部分より少し長くしておきましょう。実際にかしめる時には両端に0.5㎜から1㎜づつはみ出るようにしてかしめます
私が初めて圧着ペンチを使用してギボシ端子を圧着しようとした時はなかなか上手く行きませんでした。なぜかグチャっと変な形に潰れてしまう事が多かったです
で、練習して私なりのやり方を見つけたのでご紹介します。本当はダメなやり方だと思いますが初心者でも上手に出来るかと思います
一つは同じエーモンのギボシ端子にも実は2種類あって、かしめる部分が丸みをおびているものと真っ直ぐ立ち上がっているものがあります。丸みをおびている方が明らかに綺麗に2本の爪が電線や被覆に噛んでくれます
私は100セットの商品を購入したのですが、それは丸みをおびていませんでした
もう一つは、後で出てくる動画で出てきますが、0.5sqの電線をかしめようとした時に、本来なら0.5-0.75の部分でかしめる所を一つ大きい1.25-2.0の部分を使ってかしめるのです。少し強めにペンチを握れば線が抜ける事はないです
そうすれば綺麗にハート型に電線をかしめてくれるはずです
形が綺麗なだけではダメなので、かしめた後は必ず引っ張って抜けない事を確かめる作業は超必須です
導線をかしめたら次は被覆の部分をかしめます。被覆部分は3.0の所を使うと綺麗にかしめてくれます
被覆部分をかしめた後も必ず抜けない事を確認します
導線、被覆部分のどちらもきちんとかしめれば、まず抜ける事は無いです
大事な点は、導線と被覆をかしめる時は端子の真ん中に持ってきて、尚且つケーブルと端子を真っ直ぐにした状態でかしめると綺麗に仕上がります。かしめた時の状態で仕上がってしまうと言う事ですね
オス側、メス側の使い分け
基本は電源側(プラス極側)にはメスの端子をつかいます。メス側の絶縁カバーは端子よりも長くなっており、誤って車の金属部分(車は金属部分が全てアース、いわゆるマイナス極になっている)に触れてショートしてしまうのを防ぐ為です
ギボシ端子を繋ぐ
オス、メスの圧着が終わったら端子を繋いで終わりですが気をつけたいのが、ちゃんと奥まで差し込む事です。奥にくぼみがあるので、そこで抜けにくくされています。くぼみにハマると手応えがあるかと思います。端子を繋げる時は硬いので、もう入ったかな?と実は途中なのに止めてしまいがちです。この時も引っ張ってみて抜けない事を必ず確認して下さい。少しづつ抜けて端子同士がちょっとしかくっついてないと熱をもったりしてしまいます
動画へ
私の文章力では伝わりにくくイメージしにくいかと思うので動画にしてみました
いまいちわかりにくいなと思った方はぜひ動画でも見ていってやって下さい
面白味のない動画ですが…
ではでは…