我が家のソーラー発電 その1 リョクエン

DIY関連・チャレンジ

恐怖の電気代

ここ数年の電気代にはホントうんざりしちゃいますよね。冬場になろうもんなら毎月の電気代を見るのが怖くて…。去年の冬に一度10万円を超えちゃいまして…

無理

ムリ

むり

ってなっちゃいました。7人が生活しているとは言え考えられないです。

そうなると家を買う時に屋根にソーラーパネル置いておけば良かったなぁなんて思いましたね。ここまで電気代が高くなるなんて…

で、思いました。自分で付ければいいじゃんって。

でもそんな自分でつけたソーラーパネルで何万円も節約しようなんて事は思いません。暑い夏が来て、晴れて暑くてもその太陽で発電してくれてるって思えば少しは頑張れるかなってくらいの気持ちでした。

簡易的な太陽光発電システム

そう思えば即実行です。とりあえず冬場はホットカーペットの電気くらい発電してくれれば良いと思い、リョクエンの400Wの太陽光発電キット(20V10A200Wソーラーパネル2枚、5mソーラーケーブル2本、パネル取付ブラケット2セット、30Aチャージコントローラー1個、並列繋ぎにする時に使用するY字コネクタ2個)と、これまたリョクエンのリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(12.8V100Ah1280Wh)と、BESTEKという所の1000W出力のDCACインバーターを購入しました。

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配線例

配線を説明しますと、ソーラーパネル2枚を使用環境に合わせて直列か並列に繋ぎます。直列ならAのパネルのプラスとBのパネルのマイナスを繋ぎ、AのパネルのマイナスとBのパネルのプラスをチャージコントローラーの入力のプラスとマイナスに繋ぎます。並列ならAのパネルのプラスとBのパネルのプラスをY字コネクタに繋ぎ、AのパネルのマイナスとBのパネルのマイナスを同じくY字コネクタに繋ぎます。で、それぞれのY字コネクタのプラスとマイナスをチャージコントローラーに繋げます。気をつけなきゃいけないのは、並列にした場合はそれぞれのパネルのプラスをY字コネクタに接続する前に逆流防止ダイオードと言うのを介してY字コネクタに繋ぐ必要があります。

チャージコントローラーからは先はチャージコントローラーの出力のプラスとマイナスをバッテリーのプラスとマイナスに繋げます。チャージコントローラーは発電した電気をバッテリーに充電してくれます。充電する際にも色々と監視してくれる重要な機器です。

バッテリーの先はインバーターになります。繋ぎ方は単純にプラスとプラス、マイナスとマイナスを繋げるだけです。インバーターとは、バッテリーの直流12Vの電気をインバーターで交流100Vに変換してくれる機器です。家の中にあるコンセントと同じ役割をしてくれるって事ですね。ちなみに繋げる順番は最初にバッテリーとチャージコントローラーを繋げなければなりませんとの事です。

気をつける事

気をつけなきゃいけないのは、ケーブルの種類と太さです。ソーラーパネルからチャージコントローラー、チャージコントローラーからバッテリー、バッテリーからインバーター、それぞれにどの位の電流が流れるかを把握し、適したケーブルを使用する事が重要になってきます。特にバッテリーからインバーターへのケーブルは太い線が必要になってきます。例えばホットカーペットで使用しようとした時に消費電力は500Whだとします。100Vで500Wだと5Aの電流しか流れませんがバッテリーは12Vなので、消費電力が500Wだと約42Aもの電流が流れます。それだけ太いケーブルを使用しなければならないと言う事ですね。24Vのバッテリーを使っていれば約21A流れます。

とまぁ気をつけなければならない事はもちろんありますが、太陽光発電システムとしては私的には1番簡単だと思います。車でも使用出来る感じです。車に取り付けるのは大変ですけど。

いざ設置

ソーラーパネルを取り付けようとしてまず考えたのが設置する場所でした。残念な事に私は高所恐怖症でございます。屋根に登るなんて無理だと思ったので迷いました。しかし我が家の家の裏には私と知り合いとで作った3畳程の小屋とタクボの物置があります。そこならちょっとした脚立かハシゴがあれば登れそうな気がしたので小屋に乗せる事にしました。後はパネルの重さです。なんとなくの大きさから予想して200Wのパネルならいけそうな気がしたので200Wに決めました。実際もう一回り大きい400Wのパネルだと1人での設置は無理だったと思います。私は細身で全くマッチョなんかではないけど、200Wのパネルなら大丈夫でした。

使ってみての実感

実際使ってみての感想ですが、

すげー

ってなりました。太陽光で電気が作れるなんて…風力とか水力とかはなんとなく分かりますが、太陽光で電気が…って。

しばらくは予定していたホットカーペットだったりテレビだったりを使用して、よしよし、なんて思っていました。

これでいざ停電になってもとりあえず電気の確保は出来そうだし、もし万が一の災害時にも電気は使える事になると思います。

ただやっぱり人間欲が出ちゃいます。もっと電気を貯めたい、と思いバッテリーを1個追加し、もっとたくさん発電させたいと思いソーラーパネルを2個から4個に増やしたりして。

でもそもそも屋根の位置が低い小屋にソーラーパネルを乗せたので午前中は思いっきり家の陰になってしまい、本領発揮は正午くらいからでしかありません。その上、インバーターからホットカーペットやテレビまで延長コードを引っ張っていってたのでスマートじゃありません。ソーラーパネルを増やしていきたいと思ってもチャージコントローラーのスペックをオーバーしてしまいます。バッテリーが無くなったら、また家のコンセントに繋げ直したりと…とても面倒に感じてきました。

ハイブリッドインバーター リョクエン

そこでハイブリッドインバーターという物の存在を知りました。ハイブリッドインバーターとは、バッテリーに充電する為のチャージコントローラーと交流100Vに変換する為のインバーターが一つの機器になった物です。おまけに家の商用電源からの電気の供給も出来るといった優れものです。これならハイブリッドインバーターからの配線さえしてしまえばコンセントに差しっぱなしでもバッテリー電圧が低くなったら瞬時に商用電源に切り替わってくれたり、陽が落ちて発電しなくなったら商用電源に切り替わってくれたり、今日は雨だから発電しないなぁと思ったらずっと商用電源を使ったりと自由自在です。

よし、これでもう1度システムを組み直そう。決意いたしました。

ただここからは電気工事士の資格が無いと出来ませんのでご注意を。でも資格を持っているからと言ってもなんの知識も経験も無いなら資格を持っていないも同然です。実際ペーパードライバーの助手席なんて乗る気になりませんもん。逆に言えばちゃんとした知識と技術があれば………なんて事も思っちゃったりもします。それでも法律は法律ですのであしからず…

それでは、その2につづく…

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